2013年12月29日

本の整理

年末の大掃除に取り掛かろうと、本箱や書棚から始めるとなかなか先に進まないものだ。
もう、何年も同じことをやっているがなかなか進化していない。
なぜだろうか?

いろいろ考えるが、いい手立ては「思い切って捨てる」ことだろうが、本好きにとってはなかなか思いきれないのである。

先日産経新聞に、「本はたくさん読むな」という見出しを見つけ、切り抜いておいた。
「賢者に学ぶ」という欄で、哲学者の適菜収氏が述べていた。

数多い「読書論」の中で、新渡戸稲造のものが秀逸で言い尽くしていると評価している。
その内容は、「本はたくさん読むな」ということ。
たくさん読む(多読)ことより、「それを通じて考えるプロセスことが重要だ」、とのこと。

新渡戸稲造はこう述べている。
《諸君が読書するには遅くてもいいから、一日に何ページでもいいから、『この本はこうあるけども、どうか』というようにじっと考えてもらいたい。』(「読書と人生」)

そして、古典を一つだけ読むことを薦めている。
それは、「考え方の芯」を作ることが大切だからという。

記事を読みながら全くその通りだと思った。
私も多読の方である。
では、そこから「考え方の芯はできたのか」、と問われると残念ながらできてはいないのである。

そうであるが故に、「本の整理」が出来ないのである。

一冊ずつ、「思い切って捨てよう」と意識しながら見ていっても、これもあれも残したいと思ってします。
これでは永久にほんの整理などできないと知った。

「古典一冊」とまでは行かないまでも、ある程度は絞り込めそうである。

posted by 伊藤保徳 at 08:22| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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