2012年04月19日

世界の終わり

昨日東京に出張した機会に、日本科学未来館に行ってきた。
初めて入館したが素晴らしい施設である。

3月31日の土曜日、日本経済新聞の夕刊に「歴史を教訓に、家族で防災」「震災から1年、博物館などで企画展」と言う見出しの記事があった。
31日と言えば、宮城県東松島市に訪問し帰宅した日であり、「震災から1年」という文字にも引かれ読んでみたところ、東京の日本未来科学館で面白そうな催しをやっていることを知った。
『世界の終わりのものがたり』という企画展であった。

東京に出かけた折に、と考えていて昨日それが実現した。

タイトルからしてユニークな展示会だと推測したが、一言でいえば「考えさせられる内容」だった。

この展示内容を説明するパンフレットより・・・
『ものがたりをはじめる前に』
《すべてのものごとには「終り』があります。人の一生も、自然も、文明も、そしてこの宇宙でさえも。

「終り」という必然を踏まえて、人は何を未来に残すことができるでしょう。そして生きる希望に対し、科学技術にはなにができ、なにができないのでしょうか。

東日本大震災から一年を迎える2012年春、科学技術の役割を改めて問いながら、終りから始まる新たな希望のものがたりを見出す企画展です。》

この説明の通り、会場に入るといきなり質問がある。
「生きているってなんでしょう?」
「世界の終りとは、なにが終ることなのでしょうか?」
こうした質問が全部で73用意されており、それぞれ自分の意見を反映させるような仕掛けが用意してある。
書き込まれた意見を見るのも楽しい。

それぞれの質問をしっかり考えていくと、相当に時間を要す。

質問の一つに、「テクノロジーの進歩によって消えたものは?」というのがあった。
主だった回答は・・・
・心地よい夏の日
・人と人のつながり
・自然への敬意
・満点星
・むかしばなし
・考える力
・レター
・根性
・熱い魂
・月明かりで楽しむ夜桜
こんなことが書かれていた。

修学旅行生なのか、社会授業なのか中学生が目立っていたが、これは是非「親子」とか「夫婦」で出かけると良い。
普段、何気なく口にしているようなことを、いざ考えてみると案外答えが出てこないものである。何となく不安に感じながらも、問題を漠然としかみていないことに気づいた。

そういう意味で、刺激になると思う。
6月11日まで開催しているので是非・・・。


posted by 伊藤保徳 at 07:38| Comment(1) | 言葉・文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
勿論松本零士を呼んで欲しいですよ。
当然松本人志を参加して欲しいですよ。
Posted by 電車男。 at 2012年12月30日 13:38
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