2012年12月31日

年の瀬に想う

大晦日である。
健康で平成24年最後の日を迎えられたことに感謝したい。

今年は12月の選挙で、今最も日本のリーダーにふさわしいと思っている安倍さんが総理となられ、新しい国づくりへ歩を進められるようになたことが何よりであった。

3年前、自民党の日本再興が進まず、一度くらい民主党に担当させては・・・という雰囲気が風となり、政権交代がおきた。
1年ごとにくるくる変わる総理大臣。
加えて初代、2代目のひどさ。
ブログに何回も書いたが、恐らく末代まで語りつがれるほどの「ヒドイ総理大臣」であった。

ようやく「真っ当な総理大臣ができた」と思っている。

この国の成り立ちや歴史、伝統、精神文化というものは世界に誇れるものだと思う。
その「善さ」を、バブル経済崩壊以後ことごとく捨ててるように感じる。

今一度、皇紀2672年の建国の精神や、万世一系の天皇家をいただく歴史に立ち戻り、日本の原点を明らかにした新しい国づくりを進めるべきである。

少なくとも現在の延長線上ではないはずである。

『舵は瞬時に切る』
この事を安倍政権に望みたい。

その上で、制度や仕組みを適応させていけばいいと思う。

進むべき方向が明らかになれば、それに向って衆知を集めたらいい。


1年間お付き合いをいただき誠にありがとうございました。
「日々感じること、伝えたいこと」と題して駄文を呈してきました。

しかし、あくまでブログであり、私自身の思いであります。

いろいろな感じ方があるかと思いますが、一つの考え方として汲み取っていただけたら望外の喜びです。
来年も何卒よろしくお願いいたします。

いいお年をお迎え下さい。

posted by 伊藤保徳 at 08:16| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月30日

急患受け入れ拒否

昨日の産経新聞に「急患受け入れ、3回以上の拒否1万7000件」という記事があった。
中日新聞にはなかったようだが、産経でもあまり大きく取り上げていなかった。

昨年(平成23年)のデータであるが、総務省消防庁の集計によれば、重症患者の救急搬送で医療機関から3回以上受入を拒否されたケースが、過去最高の1万7281件で、前年に比べて900件増加したとのことだ。

ときどき聞くところの、救急搬送が「たらい回し」をされるというものだ。
この、「たらい回し」で、患者の命に関わるようなことが起きていればニュースとして取り上げられたと思う。
当事者にとっては、とても悔やまれることになる。

データを細かく見てみる。
23年の重症患者の搬送件数の合計は、44万1850件
3回以上の受け入れ拒否の割合は、3.9%

3回以上受け入れ拒否の都道府県別では。
1位、東京、3500件
2位、埼玉、2448件
3位、千葉、1114件

更に、10回以上拒否されたケースも「753件」有り、最多は大阪府の事例で41件あったという。

拒否をした病院側の理由は、
「手術中・患者対応中」21.9%
「人手不足や設備がなく、処置が困難」21.7%が目立ち、「ベッドが満床」17.1%というのもあったそうだ。

この記事では、「急患のたらい回し」を問題とする論調だが、救急搬送される患者側の問題もあるという意見も少なくない。
つまり、「具合が悪いとすぐ救急車」という風潮も一部にはあるようだ。
(ただ記事では「重症患者の救急搬送」としており、「救急車の出動件数」とは違うかもしれない)

もう一つ「病院側」の問題である。
「救急病院」でありながら、「人手や設備がない」とか、「ベッドの空きがない」という理由で断わるのはいかがなものかと思う。

昨日も書いたが、超高齢社会にあって、避けては通れない問題である。


posted by 伊藤保徳 at 07:20| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月29日

向うべき道

日本が「超高齢社会」であるといわれるようになって久しいが、なかなかそれに合った社会システムへの転換が図られずにいる。
いろいろな分野に関わることで、とても難しい問題だと思うが高齢者比率は確実に増えてきている。

こうした現状に、警鐘を鳴らし、早く「向うべき道」を明らかにすべきだとする意見を述べている人がいる。中日新聞に毎月末掲載される『長寿の国を診る』という欄に寄稿されている大島伸一氏(独立行政法人国立長寿医療研究センター総長)である。

ブログでも紹介したことがあるが、社会システムを早く転換させる必要性を強く感じる。

昨日(12月28日)の新聞では、『向うべき道決断の時』と題し、先の総選挙を踏まえながら意見が述べられていた。

その中で、11月に開催された「アジア・エイジング・サミット」の冒頭での挨拶が紹介されている。それは、今の日本の状況を端的に表しており、紹介する。

《私は開会に際して、
平均寿命が、50歳から80歳代へ、
高齢者人口が、10%から40%へ、
人口が、1億2千万人から8千万人へと、日本は大きく変わる。

わが国が、「長寿を喜べる社会」を構築するには、これまでの制度やシステムをどう変えていくのか、決断をする時期に来ている。

このままでは、家族や社会への責任を果たした高齢者集団と、今、その渦中にある若年層とは必ずぶつかる。

高齢者だけに良い社会はありえないから、全ての世代が共存・共生してゆくためには、高齢者も自らが変わらなければならない。

「頼らない」を合言葉に、動けるうちは身体的にも経済的にも自立をし、自分のために生きる。

公的な支援で足りない分は、利害の一致する高齢者間で互助組織をつくって補い合い、次世代には依存しないという覚悟が必要ではないかとあいさつをした。》

その通りだと思う。

私自身、まちづくりの活動をする中で、高齢者のパワー活用を考えているが、実にもったいないと思っている。
定年になり、働くことの第一線から身を引くと「次は老人クラブ」、というのでは現実に合っていないのである。

65歳から80歳までの15年間。
この間の「生きる計画づくり」をすべきだし、それを受け容れる社会の仕組みが必要となろう。

それが「長寿社会の向うべき道」なのであろう。


posted by 伊藤保徳 at 07:39| Comment(0) | 言葉・文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月28日

共感できる意見

12月26日の産経新聞「談話室」に、二つの共感できる意見があったので紹介する。

この「談話室」というのは、いわゆる読者投稿欄であり、新聞の読者層が何となく表われていると思っている。
自宅で購読している中日新聞と産経新聞とでは明らかに違うと感じている。

今回は産経新聞の「読者投稿」である。
一つは、『裁判官の国民審査は必要か』という、主婦(56歳)の意見である。
16日の衆議院選挙の時、一緒に投票した「アレ」である。

意見は、「名前を初めて聞くような人をどのように判断したらよいのだろう」、「国民に審査させることにどんな意味が?」というわけで、《裁判官の国民審査は必要のない制度だと思う。廃止を含めてあり方を見直してはどうか。》という結論であった。

同感である。
形式的で、税金の無駄遣いである。

二つ目は、『教育の質の向上を図るとは?』という、高校教師(28歳)の意見である。

全国の公立小中学校で、臨時採用などの非正規教員が増えている。
今年度、教員全体の16%にあたる11万3千人だそうだ。
そして、この非正規教員の増加は、「教育の質」の面で問題があるとして、正規採用を計画的に増やすという方針が示されているとのこと。

このことに対し、「教育の質と雇用形態は別のもの」、「正規か非正規で能力が異なるとは思えない」として、文科省の言う「教育の質」ということに疑問を呈した意見である。

私もそう思う。

私自身瀬戸市教育委員であったこともあり、教育制度には首をかしげることは少なくない。
そもそも、教員に「正規・非正規」という雇用契約のあることがおかしく思う。

以上、二つの意見を紹介したが、今度の政権で改善されることを望みたい。


posted by 伊藤保徳 at 08:10| Comment(0) | 言葉・文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月27日

Theリーダー

昨日の「産経ニュース」、そして今朝の産経新聞(愛知)に稲盛和夫氏のインタビュー記事が載った。

「Theリーダー 番外編」という欄で、リーダーのあるべき姿について述べている。

稲盛氏は一代で京セラを日本を代表する企業にされたが、更に、日本航空を短期間で再生させたことで、今や日本で最も優秀なリーダーとされている。
その人の言葉であり、注目されるところである。

記事は、政治、外交、経済など「今の日本を立て直すに必要なリーダーシップは?」という質問に応えている。

《表面上起こるさまざまな問題や、波瀾万丈な現象に惑わされず、その奥に何があるかをしっかりと見極める。》
この言葉には続きがある。
《感情や損得などで物事を表面的に判断してはだめだ。政治家であれば、日本のあるべき姿ダを洞察できる資質を持ち、具体的な行動指針で問題点を解決する不撓不屈の精神が必要だ。》

安岡正篤師のいわれる「根っこを見る」ということであろう。

そして、あるべきリーダー像として、
《ビジョンを決め、実行するには胆力がいる。知識だけでは何の役にも立たない。知識を見識に高め、強い信念を持ち、己を捨てて実行できる人でないと。
最も戒めなければならないのが慢心だ。戦後史や経済界をみても、没落は慢心が原因なのは明らかだ。》

ビジョンを構想するのは「志」であろう。
その志をやり遂げようとするには、自ら課した使命感が必要である。

そして慢心、驕りを戒めている。

私が一番印象に残った「言葉」は次のものである。
《日本は戦後、力強いリーダーが壮大な夢と信念をもって引っ張り、素晴らしい国になった。だが、バブル崩壊後、大きなビジョンを掲げることが危険視されてきた。近年は優秀で利発なリーダーたちが安全運転しており、それが発展を妨げた要因だろう。》

思えば、経済で世界に一目おかれるようになった時、日本が「脱皮」する時だったかもしれない。

日本の伝統的な文化を堅持しつつ、世界をリードするビジョンを構想すべきだったと思う。

新しい安倍総理に望みたいものである。

同時に、企業あるいはあらゆる組織のリーダーに共通する内容だとも思った。


posted by 伊藤保徳 at 08:26| Comment(0) | 言葉・文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月26日

心病む先生達

12月25日の中日新聞。
大きな文字で『心病む教員 休職5200人』という見出しがあった。

文部科学省の調査によれば、2011年度にうつ病などの精神疾患で休職した公立小中高などの教員は、前年度より減少した(133人減)ものの、調査を始めた1979年に比べて約8倍だという。

公立校の教員数は約92万人とのことなので、比率は0.6%である。

民間企業でのデータがないので「先生達の心の病が多い」、とは言い切れない。
働く人たちに、精神疾患が増えている傾向にあるといえよう。

文科省では、『相談体制の整備が進んだが、多忙化や保護者対応がストレスを生む状況は変わっていない。効果的な予防策を検討していきたい』とコメントをしているが、果たしてこんなにのんびりしていて大丈夫かと思う。

多忙化や保護者対応などは、随分前から問題になっている。
しかし、対策が採られたという話はほとんど聞かない。

いうなれば、対策も学校まかせ、先生まかせのような気がする。
これでは「現場」は一向に改善されないだろう。

やはり、学校現場に「労務管理担当」を置き、先生達の心身ともの健康に配慮する仕組みが必要なのかもしれない。

posted by 伊藤保徳 at 10:00| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月25日

海外の目

外国の日本人評で、よく言われるのが「内向きだ」ということである。
戦後からの驚異的な復興と発展、これは誰もが認めるところだが、諸外国との外交は下手なようである。

商いでは地球の隅々まで出かけており、とても内弁慶とは思えないが「外交政策」はどうも「内向き」のようだ。

先日(12月17日)の産経新聞に、『海外の目』をもっと強く意識するべきだとする記事があった。
シンガポール支局長青木伸行氏の一文である。

こんな書き出しである。
《衆議院議員選挙の投票が終った。とかく日本人は内向きになりがちだが、日本の選択と「再生」の行方を、海外が注視していることも強く意識しなければならない。
欧米やアジアなどで注目され、「争点」となっているのは経済、安全保障、原子力政策の3点だ。》

日本に対する関心事を端的に表していると思う。
いずれも自国と関係の深いことばかりである。

青木氏は、この3点(経済、安全保障、原子力政策)それぞれに、「海外の目」(つまり注目点)を述べているが、とくに経済問題について紹介する。

《日本は経済の低迷をはじめとする閉塞感に長らく覆われ、将来の経済成長に確信を持てずにいる。

経済のグローバル化が進行する一方の現代にあって、世界が日本の経済低迷が及ぼす影響を肌身で感じ、憂慮していることを思い起こす必要がある。

東南アジア諸国に焦点を当ててみても、「日本経済の復活」を希求する声は強い。》

こう述べ、日本と中国への依存度に対する「心情」を紹介している。

《近年、対中国依存度の高まりばかりが論じられている。だが、投資や貿易における対日依存度は依然、極めて高いレベルにある。日本を抜きにして、地域と国家の発展、成長はありえないのだ。》

これだけ低迷している日本経済だが、東南アジア諸国への影響力は大きいといえよう。
更には、日本と中国の経済支援に対する各国の「心情」だが、「日本には善意」を感じ、「中国のそれには搾取」を感じているという。
「中国は経済を人質に政治的な圧力をかける」、というのである。

裏を返せば、日本は中国のようなしたたかさがないということである。

経済支援でもこうした「見方」がある。

こういう「海外の目」というものをもっとキチンと認識する必要があると思う。

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2012年12月24日

教育政策に期待

12月26日に自民党安倍総理が誕生する見通しだが、選挙のときに発表された「政権公約」の実現を見守っていきたい。

気のせいかもしれないが、テレビでは「原発問題」が一番多く取り上げられているように思う。
しかも、「脱原発」について、「賛成」か「反対」かという短絡的なやり取りが多い。
もっと現実的に考えたり議論すべきだと思っている。

我々、事業経営の立場で問題を解決しようとするとき、まずは「分けて考える」、ということをする。
「分けること」は「分かること」なのである。

原発問題でいえば・・・
・日本の原発の「安全性は?」
・原発事故による被害の総括
・今後のエネルギー生産について
などなど、議論されている内容を分けて考えてみる必要がある。
その上で、国民的な議論をするのはいいが、「脱原発」の賛否をベースにした議論では意味がないように思う。

私はいろいろ示されている政策の中で、特に期待をしているのは「教育政策」である。

投票日直前にも書いたが、「教育なくして未来なし」である。
教育はすぐに効果が表われるものではないだけに、後回しにされがちだが一日でも早く手を打ってもらいたいものだ。

教育制度の改革も重要だがこれは手続きなどに時間を要する。
むしろ、教育内容に踏み込んでもらいたいと思っている。

自民党は、『子供たちが日本の伝統文化に誇りを持てる内容の教科書で学べるよう(中略)、あわせて近隣諸国条項も見直します』・・・と、国家としての責任を明記している。

そうあるべきだと思う。

教育により、日本人としてわが国の誇りを取り戻すことは、国際社会で生きぬいていくために不可欠である。これこそが、「教育なくして未来なし」である。

posted by 伊藤保徳 at 09:01| Comment(0) | 人材育成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月23日

心の病

12月21日の中日新聞に、「心の病、30代より40代」という見出しの記事があった。

日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所の調査結果だという。
私は、日本生産性本部にメンタルヘルス研究所があることを初めて知ったが、今や、メンタルヘルスの問題は「社会問題」だといえよう。

監督官庁の厚生労働省も苦心していろいろな施策を講じているが、一向に減る兆しが見えないと認識している。
つまり、その要因が幾つも重なり合っており、「真因」に手が打ててないからだと思っている。

さて、記事では、うつ病などの「心の病」を抱える従業員は年代別で30代が一番多かったのが、今回の調査では40代が最も多い(36.2%)という結果が出たという。
いわゆる働き盛りの年代である。

次に「心の病」の原因であるが、複数回答の結果として次のようなデータが示されていた。
「本人の資質」・・・・66.5%
「職場の人間関係」・・65.1%
「長時間労働」・・・・12.8%

他にも項目があったと思うが、新聞で紹介されていたのは以上の3項目である。

そして40代が増えた要因について研究所は、《成果主義型の人事制度に変わる中で、管理職に就けず権限がないまま責任だけが大きくなっていく40代特有の状況があると見ている。》と結んでいた。

アンケート調査というのはなかなか難しい。
大筋での傾向はつかめると思うが、細部のことは参考程度にしたほうがいいと思っている。

個人的にこのデータで一番問題だと思うことは、心の病の原因を「本人の資質」とする企業が66.5%もあるということだ。
質問の仕方にも問題があると思うが、会社が「個人の資質に原因がある」と認識した途端、そのことへの対策を放棄してしまう危険性がある。

日本企業は、失われた20年(?)を経ながら、益々悪い方向に進んでいるように思える。

人事がらみでいえば、『日本人の精神文化に合った仕組みでなければ効果を発揮しない』と考えており、「心の病」の問題も、もう一度に「日本型経営の特質」という視点で再考する必要があると思う。


posted by 伊藤保徳 at 09:43| Comment(0) | 経営改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月22日

期待を込めて

昨日、衆議院選挙で勝利したことで、日本の健全化への歩みが始まったことを書いた。
政局を論じるだけの意識も経験もない私だが、同じような気持ちを持っている識者は少ないないようだ。

12月19日の産経新聞。
「正論」欄で、杏林大学名誉教授の田久保忠衛氏が、自民王政権(特に総裁の安倍氏と石破幹事長の言動をとらえ)への今後について賛同の意を示している。

現在の日本の課題を「戦後の清算」と言い切っている点は大いに賛同したい。

その課題認識と先の選挙での政治家のふるまいを痛烈に批判しており紹介したい。

《とにかく、「戦後」を清算しなければならないという一大宿題を抱えている日本にとって絶望的なのは、選挙民の前で繰り広げられる大衆迎合的な政治家の振る舞いが年々、大袈裟になってきていることである。

ポピュリズムは民主主義に付き物だから、ある程度は仕方がないにしても、自分こそは世界一誠実で被害者の心の痛みがわかる、と自称する候補者が偽善者ぶりの競争を始めたら、どのような結果になるのだろうか。

「反原発」「卒原発」「原発即時セロ」・・・。
最後には「元祖・反原発」の虚言が飛び交った。

これを煽り立てた報道機関はどことどこであったか。
罪は深い。》(以下略)

全く同感である。

posted by 伊藤保徳 at 08:12| Comment(0) | 言葉・文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月21日

日本健全化への歩み

今から30年ほど前、株価は4万円に届くような勢いがあった。
バブル経済は弾け、日本社会全体がトンネルの中に入ってしまった。

1945年の敗戦以降、勤勉な国民の大変な努力により経済の発展を遂げてきた。
1973年の第一次オイルショックも、工夫と努力で乗り越えてきた。
そのときに生まれた技術が「省エネ」推進のベースになっていることは、多くの識者が指摘するところである。

そして1980年代は、米国に肩を並べるほどの経済大国になった。

よく、「経済一流、政治は三流」などといわれた。

ところが、バブル経済崩壊後の長期低迷は、経済をも二流、三流に成り下がってしまった感である。

そんな「失われた何十年の中で政権交代」が起きた。
変化を求め、民主党に大きな期待を抱いた。
しかしそれは、国を益々衰退させてしまったようだ。
そこに大震災である。

当時、石原東京都知事は「天罰が下った」と発言した。
被災地の人たちに対して配慮を欠く発言であったが、「日本国」に対して天からのお叱りだったように私も思う。
つまり、国として「健全な方向に進め!」ということであり、政治の問題である。

先の衆議院選挙の結果が、「健全化への第一歩」であることを切に望んでいる。


posted by 伊藤保徳 at 17:13| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月20日

選挙が済んで

先の衆議院選挙では、結果として自民党の圧勝であった。
民主党への批判はあったものの、これほどの惨敗は予想以上だったといえよう。

マスコミは相変わらず「低俗」な興味本位の報道ばかりしていて、国民をよからぬ方向に導いているような気がしてきがしてならない。
「公」(おおやけ)の精神が欠けているように思う。

勝った自民党については「内閣人事」。
負けた民主党については「現職大臣の落選コメント」、などなど。
「そんなことより議論すべきことがあるだろう!」といいたくなる。

劇的な勝利というのは「選挙制度」によるところが大きい。
1票の格差問題。
こうした「選挙制度問題」は、議論するの絶好のタイミングだ。
現行制度の解説はもとより、世界各国の制度との比較、日本の国民性に合っているかどうかなど、こういうテーマこそマスコミが主導して議論を深めるべきではなかろうか。

あるいは、各党が掲げている「公約」といわれるもの。

今、冷静に一字一句を吟味したらいい。
「脱原発」が本当に正しい道なのか。
原発依存を脱却する年度がどれほどの意味を持つのか。
代替エネルギーの可能性は。

などなど、エネルギー問題でも「視点」はさまざまだ。

エネルギーは国民生活に直接影響する問題だ。
そういう問題は「茶の間の話題」にするべきだ。

こういうことの議論をテレビやったらいいと思うのだが・・・。
NHKに是非リードしてもらいたいものだ。


選挙が済み、4日間の報道を見て思うことである。

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2012年12月19日

講話で勉強

今朝はモーニングセミナーで講話を担当させてもらった。

昨日も書いたように、テーマは月刊誌「致知」の特集であり、それを倫理法人会のセミナーにアレンジすることがとても難しかった。
いえることは、理解を進めれば共に「繋がっている」ということだ。

そして毎月1回、こうして話をさせてもらう機会のあることは、とても恵まれている。
そのことにために「勉強さざるを得ない」からだ。

思い起こせば、瀬戸市倫理法人会が発足したのは2007年の8月のこと。
この時は会員数が100社に満たないため、「準倫理法人会」としてスタートであった。

この年の10月、初めてセミナーを担当した。
この時はイブニングセミナーで、夕方7時からだった。
テーマは、「成長なくして成果なし」というもので、会社の人材育成方針をベースにした内容だった。

明けて08年の2月、今度はモーニングセミナーで講話を担当することになった。
それが今日まで続いている。

途中、2〜3回担当しない月もあったが、ほぼ毎月で、今日の担当で通算55回となった。

全てのレジュメは残してあり、どこかのタイミングでまとめたいと思っている。

「倫理」についても「人間学」について、このモーニングセミナーの講話によって学ばせてもらっている。
準備をすることで勉強。
話をして勉強。
そして、こうしてブログに書いての勉強である。

学ぶ機会のあることに感謝である。


posted by 伊藤保徳 at 10:02| Comment(0) | 人材育成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月18日

12月の講話

明日は倫理法人会のモーニングセミナーである。
今年の最終回である来週水曜日は、「会員スピーチ」の予定になっているが、明日は私の当番である。

毎月1回予定されているが、一番頭を悩ますのは「テーマ」であった。
「日々感じていること」や、勉強している「倫理に関すること」でいいので、といわれているがる、聞いてもらう人は毎回ほぼ同じである。
故に、そのテーマに頭を悩ましていた。

(もう3年くらいになると思うが・・・)ある時、他の勉強会(瀬戸木鶏クラブ)で使っている月刊誌(「致知」)の特集をテーマにすることを思い立ち、以来、モーニングセミナーのテーマは、《「致知」の特集》と決め込んでいる。

勉強会での意見交換や、自身の感想をベースに、もう少し理解を深め「倫理や経営」との関わりを述べるようにしている。

テーマを考える悩みはなくなった。
しかし今度はそのテーマの理解である。

時に「理解しやすい特集」もあるが、総じて難しい。
考えれば考えるほど深みにはまっていく感じである。

「致知」を購読し始めてから20年以上になるが、そういう風に感じるようになったの、講話のテーマにするようになってからだ。

今月12月号の特集も難しい。
「大人の幸福論」という特集だが、絶対的な幸福論なんというものは「哲学的」だし、記事にでてくる幸福論は人それぞれである。

これを咀嚼して「講話」に組み立てるにはなかなか大変である。

でも引き受けている以上何とかしなくてはならない。

昨日、なんとかストーリーをつくり上げた。

「致知」では、「幸福の原理と生命の原理は対を成す」ということが述べられている。
原理の内容説明をよく読むと、「企業経営の根本」とも言えそうである

つまり、企業経営の主体は「人」であり、「命や幸福」とは大いに関連があるという理解である。

レジュメも用意した。

明日は午前6時から、そんな話をするつもりだ。
果たしてみなさんがどの程度理解、共感してもらえるのか。
精一杯話そうと思う。


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2012年12月17日

発想の違い

先月の初め、新聞で1冊の本のことを知った。

11月8日の中日新聞の文化欄に、ノンフィクション作家の高橋秀実氏のインタビュー記事があった。
高橋氏の紹介というより、9月末に刊行された本の紹介であった。

「『弱くても勝てます』開成高校野球部のセオリー」という本である。

超進学校の開成高校の野球部に密着し、彼らの野球に対する考え方や取り組み方や紹介したものだが、実にユニークなのである。
・グランドでの練習は週一回。
・練習はほとんど打撃。
・多少のエラーには目をつむる。

でも、2005年には東東京大会でベスト16まで勝ち進んだ。
最後に負けた相手高(国士舘高校)が優勝したため、ひょっとすると甲子園にいけたかもしれないと急に注目され始めたという。

俄然興味が湧き、本を購入することにした。
行きつけの本屋には在庫がなく取り寄せてもらうことにしたが、いろいろな事情で、手許に来たのが今月に入ってからだった。

新聞記事を見てから一ヵ月後くらいから読み始めた。
実におもしろい。
高校野球のセオリーといわれるもの全く否定しながらも、それなりに真剣に取り組む姿は微笑ましく感じた。
学ぶとすれば、「発想の転換」ということ。
セオリーは「全ての人に当てはまるわけではない・・・」ということだ。

発想が全く違うが、それでも野球で大変苦労している球児たち。
しかし、それなりの「考え方」を明確に持っている。

「取り組み姿勢」や「動作」(プレー)を論理的に説明できるところなどは、頭の良さをうかがわしている。その「言葉のこだわり」がとても面白いし、参考にもなる。

最も象徴的な言葉というのが、「下手」と「苦手」の違いを懸命に説明するところだ。

気楽に読める本だ。
私は、「高校野球はこうあるべし」、という観念がどこかに飛んでいってしまったような感想を持った。

「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー
高橋秀実著、株式会社新潮社、2012年9月30日発行

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2012年12月16日

その通り

昨日に続いて選挙話題。

フェイスブックを始めて1年余。
今、約300人との友人と情報のやり取りをしている。
その中の一人に「若い市長さん」がいます。

その市長が、選挙を前にして昨日次のような考えをアップしていた。
「その通り!」と思ったので紹介する。

《して欲しいことばかりを言う国民
してあげることばかりを言う政治家。
それが今の日本にしたのだ。

国民は出来ることを積極的に発言すべきである
政治家は出来ないことを率直に言うべきである》

こんな内容だった。

数人からコメントもあったが、「その通り!」とする意見ばかりであった。

わが国の「政治家と国民」について、端的に言い表していると思う。

そろそろこうした状況から抜け出すことが必要だ。

日本人の「国民性」という面もあると思うが、地球規模でわが国のことを考えなくてはいけない時代である。国民一人ひとりが。

そのためには、まずはわが国のことをキチンと理解することが大事だ。
その上で「何をすべきか」「私はなにができるか」、ということになろう。

選挙はこうしたことを考えるいい機会でもある。


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2012年12月15日

教育を取り戻す

いよいよ衆議院選の投票である。
今回はとても大きな意味を持つ選挙のような気がする。

3年3ヵ月前、政治改革という期待の風が吹き、民主党の圧倒的な勝利により、ひょっとすると日本に「二大政党制」という枠組みができるかと多くの人が期待した。

結果は惨たんたる状況である。
改革どころか後退してしまったようだ。
特に、初代、二代目の総理大臣はヒドイものだ。

そして、この3年3ヵ月の評価の下る選挙ともいえる。

今回は「第三極」といわれる政党が新しい流れを作り出そうとしたが、準備不足もあり前評判のようにはいかないようだ。

そんな訳で、この選挙の結果は「日本の将来の鍵」であると思う。

個人的には「保守」を支持しており、候補者の主張をよく聞いているつもりだ。
当然ながら、自民党の「政権公約」も読んだ。

その中で一番心に残った言葉(フレーズ)は、『教育なくして未来なし』である。

「政権公約」を見てみると、「教育を取り戻す。」という大きな見出し。
「人づくりは国づくり」という理念のもと、幾つかの改革施策が述べられている。

ここでも目を引く一文がある。
《日教組の影響を受けている民主党には、真の教育再生はできません。》


政策はいろいろな分野に及び、人によってその優先順位は異なるだろう。
経済政策が政策の基本だという人もいます。
いやいや緊急課題こそが優先政策だという人もいます。

それぞれですが、私は政治で最も重要なことは未来を決めることだと思っている。
未来を決めるとは、「しかるべき未来の担い手を育てること」だと思う。

それが教育である。

時間のかかることゆえ、今すぐに始めなければならないと思う。


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2012年12月14日

安全衛生総点検運動

12月12日、瀬戸労働基準監督署と瀬戸労働基準協会合同の年末パトロールを実施した。
年末の恒例行事である。

基本的には、12月1日から1月20日までの期間を「平成24年度年末年始安全衛生総点検運動」とし、その一環として事業所へのパトロールを行なうものである。

一番の狙いは、各事業所での労働災害をなくするための意識向上のために訪問し、ポスターや資料を渡してきている。
そして、12月一ヶ月間は「死亡災害撲滅月間」として、あわせて注意を喚起している。

こういうことを行なうことは、それだけこの時期に災害が多いというわけだ。

因みに愛知県下の12月の死亡災害は、過去10年間の平均で、8.6人と最も多くなっている。

パトロールは、3班に分かれ、夫々10ヵ所程度を訪問したが、「安全衛生への取り組み」が積極的であるか否かはすぐわかるものである。

事業所への訪問はあらかじめ知らせてあり、予定の時間に沿って動いている。
したがって、事業所にとっては何時頃に訪問があるか、どんな質問があるのかを想定して準備をされるものである。
ところが、全く準備もされず、当方が挨拶し、訪問の理由を説明しても要領を得ない事業所がある。こういうところは総じて「労働災害を発生させやすい」といえる。

一方で、大変熱心な事業所があります。
事業所トップ自ら玄関前に出て出迎えてもらいました。
勿論、安全衛生担当も関係書類を持ってご一緒されています。

安全衛生活動というのは、「従業員を大切にされていることの実践行動」の一つだと思っている。
ゆえに、この活動への取り組み姿勢そのものが、従業員に対する「価値観」の表れだといえる。

そういう意味で、毎年パトロールをしながら当方も多くを学ばせてもらっている。

12月はなんとなく気ぜわしい。
1月は正月気分がなかなか抜けない。

年末年始というのは「労働災害が発生しやすい期間」ともいえる。

こんな時に災害を起こしたら当事者はもとより、周りの人たちへの迷惑ははかり知れないものだ。

災害ゼロで暮らしたいものだ。


posted by 伊藤保徳 at 09:23| Comment(0) | 経営改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月13日

アメリカの見方

アメリカと日本の関係についていろいろ言われている。

「アメリカと対等の付き合いを」、とアメリカからの真の自立を目指すべきだとする人たち。
「いやいや、アメリカの庇護なくしては日本は生きてゆけない」という人たち。
あるいはその「中間的意見」をもつ人たち。
様々である。

これらは、日本人がアメリカに抱いている気持ちなんだが、果たしてアメリカは日本のことをどう見ているのだろうか。
とても興味のあることだ。

アメリカの日本に対する見方も決して一つではないと思う。

メディアから得られる情報は断片的でしかないと思うが、時にそうした情報に接して驚くことがある。

12月12日の産経新聞(「正論」)に、ズバリ、「アメリカの見方」が紹介されていた。
西原正氏(平和安全保障研究所理事長)が、8月にアメリカで発表された「アーミテージ・ナイ情報」の一部を紹介し、日本の今後進めべき方向性について提言している。

この「アーミテージ・ナイ情報」の冒頭で、『日本は一級国としてとどまる意思があるのだろうか、それとも二級国になり下がることに満足するのだろうか』と、厳しい問いかけをしているとのこと。

そして、「一級国」の内容についても説明があるようだ。
「一級国」とは、『十分な経済力、有能な軍事力、世界的視点に立つ未来構想、国際問題解決に対する指導力、を備える国を指す』という。

西原氏は述べている。
《日本が必ずしもこの資質をこれまで備えてきたわけではないが、少なくとも米国の期待は一級国として行動する日本である。》

国づくりの物言うほどの見識を持っていないが、政治家はこうした事情(アメリカをはじめ諸外国の日本の見方)をキチンとふまえ、国の舵取りをしてもらいたいものである。

posted by 伊藤保徳 at 08:05| Comment(0) | 言葉・文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月12日

すぐにやる

最近、「基本的な事が出来ていない」と感じたことがある。
二人の課長のことである。

一つは、物品の売込みに対する返事である。
会社に関係する人の紹介で訪問され、話を聞かせてもらった。
紹介者もあることから、検討して返事をすることにした。

一ヶ月程たち、「検討いただけたでしょうか?」とのメール。
早速課長に「電話で回答をするように・・・」と連絡をした。
そして彼は「すぐやります」、と返事をした。
ところが、すぐには電話せず数日間経ってしまった。

これも、内容や相手様の反応を知りたくて確認したところ、まだ電話をしていなかったことがわかったのである。
確認しなければいつまでも放置されていたであろう。
会社にとって大きな損失をしてしまった。

もう一つは今日のこと。
先週の金曜日に、「我社の製品を使用したい」という電話があった。
同じ地域内でまちづくり活動を一緒にやっている友人である。
製品仕様や価格などの問い合わせもあり、私よりも専門部署が直接対応すべきと判断し、当該部署の課長に「来週月曜日に、まずは電話を差し上げご意向を聞くように」、と連絡をした。

彼は「月曜日に必ずやっておきます」と返事をくれた。
従って、先方様にも「月曜日に電話をさせますから・・・」と連絡をしておいた。

ところが今朝、私の携帯電話に「お客様」からメールが入り「先週お願いした件、よろしくお願いします」、との内容。

驚いて課長に連絡したところ「まだ電話してませんでいた。すぐやります」、との返事だった。

私は大問題だと思う。
つまり、一事が万事ということだ。

こういう対応をされた人が、我社のことをなんと言うだろう。
たった一度のことで、長年かけて築いてきた信用なども一瞬で失われてしまうことを肝に銘ずべきだ。

posted by 伊藤保徳 at 10:04| Comment(0) | 経営改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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